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新型インフルエンザ [健康・病気]

 今回の新型インフルエンザは米国で感染者が2532人、死者数3人。全50州のうち43州とワシントン特別区で患者が出ていて、ほぼ全米に広がっている。世界では31カ国4694人と拡大傾向を見せている。



前々回のブログでマシュー君のチャネリングを取り上げて1ヶ月以内に沈静化するだろうと書いたが、どうも杞憂になりそうである。



今回のA(H1N1)ウイルスは鳥と人由来の遺伝子を持つ北米の豚ウイルスとアジアと欧州の豚ウイルの混合型であることが判明している。そして、5月2日には豚がこの新型ウイルスに感染していることがわかった。



人から豚、豚から人へと感染が繰り返されると、ウイルスが突然変異し、病原性の高いウイルスに変化する可能性が高くなってくる。



現在、世界中で拡大している新型ウイルスは症状も比較的軽く、死者数も少なく、致死率は鳥インフルエンザの60%と比べると比較にならない。



しかし、このような低毒性であることが、本来は非常に危険なのである。感染しても症状が現れず、潜伏し、知らないうちに感染が広がってしまうからである。感染しても症状が出ないからと言ってウイルスが存在していないという保証はないからである。人が移動することでウイルスがまき散らされ、それが豚に感染してウイルスが変異して、再度人に感染したときに強毒性になる可能性が否定出来ないからである。



今後、南半球では気候が冬となり気温が低下してくる。何故、冬になるとインフルエンザが猛威をふるうようになるのかというと、要因は咽頭部分の乾燥と体温低下による免疫力低下が主な原因である。体温が1度上がると人間の免疫力は10倍高くなると言われる。そのため、43度くらいの風呂に入ることを推奨する人がいるくらいである。よく、昔から風邪を引いたら熱い風呂に入ってすぐ寝なさいというのもあながち嘘ではない。



すでにコロンビアで感染者が報告されていて、今後そのウイルスが変異して南半球で猛威をふるう可能性もあり得る。


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