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新型インフルエンザワクチン接種とナルコレプシーの関係について欧州で調査が始まる [新型インフルエンザ]

珍しい睡眠障害(ナルコレプシー)との関連について豚インフルエンザワクチンの
安全性が徹底調査されている


新型インフルエンザワクチンの予防接種後に、突然眠りに落ちる病気ナルコレプシー患者が
発生していることで、ヨーロッパの薬事監査機関は豚インフルエンザワクチンの安全性の
調査を開始した。



そういえば、日本でも接種後帰宅して、就寝中に亡くなる人が多かったのを覚えている
だろうか?彼らもまた就寝中に呼吸障害を発生して死亡したのだろうか?



フィンランドでは新型インフルエンザ予防接種プログラムを中止したと、担当防疫官から
発表された。現在、調査が進められている。



これまで、グラクソ・スミスクライン社が製造した新型インフルエンザH1N1ワクチンの接種を
受けたうち、ヨーロッパ全体で 27 例のナルコレプシーを疑われる患者が報告されている。



しかし、これは英国では報告されていない。



EU 諸国全体では、これまで 3000 万人以上の人々がパンデムリックスの予防接種を受けた。



ナルコレプシーは稀な病気だが、原因はわかっていない。



機械を操作したり、運転中の人が突然眠りに落ちてしまうと危険になり得る。
英国でも、 25,000 人のナルコレプシー患者がいると思われる。
しかし、患者の80パーセントは診断されていないだろうと専門家は見積もっている。
一度でもナルコレプシーだと診断されると、患者は車の運転を禁止される。



インフルエンザワクチンの接種が病気のトリガーとなったのか、あるいは、単なる偶然の
一致なのかを現在調査している。



フィンランドでは、予防接種の後に、 8 例のナルコレプシーの症例が報告されたために、
8月24日から国家予防接種プログラムを中止した。スウェーデンでは 10 例、フランスで
6 例、そして、ドイツとノルウェイで 1 例ずつ報告されている。




製造元のグラクソ・スミスクライン社のスポークスマンは以下のように述べた。



「当社は、可能な限りのデータを収集して独自の調査を行い、また、欧州医薬品庁(EMA)を
含む関係当局と緊密に連携している。前回の世界的な予防接種プログラムでは、いくつかの
副作用があったことが報告されている。


その多くは基礎疾患によるものだと思われる。
今回報告されているナルコレプシーの症例に関しては、情報も少なく、また、当社の安全データ
ベースからも、今のところは因果関係を特定するには情報的に不十分であるとの結論に達した」。



このような記事が掲載されていたが、大変興味深いものだと思う。
日本なら、たとえこのような事実があったとしても、相当国民からの世論が喚起されなければ
調査は決して行われないだろう。



さすがに、疑問は追求するという国民性の違いを見せつけられた思いです。

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