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私たちの周りの有害物質とデトックスの必要性 [健康・病気]

私たちが健康に長生きするためには栄養のある食物を取る必要があることは言うまでもありません。これまで日本人の3大遺伝的体質について書きました。乳糖不耐症、倹約遺伝子、インシュリン分泌です。しかし、現在の食生活環境にはものすごいほどの合成化学物質を日常的に摂取していることも考えなくてはなりません。もはや、ありとあらゆるものがその対象になっています。

私自身も日常生活の中では出来るだけ合成添加物、保存料、着色料、人工甘味料の入ってない食品や加工品を購入しないようには気をつけています。しかし、インスタント食品を使用せざるを得ないこともあり、それを食べたときの合成化学薬品臭の味には閉口させられます。例えば、スパゲッテイに使用するインスタントミートソースなんかですね。

おそらく、今の現代人、とりわけ都会に住んでおられる方々にはこの味覚の違いはわからないだろうと思います。私は生まれてから田舎で育ったせいか子供の頃に食べた野菜や果物の味を覚えているため、それらと比べて現代の促成栽培された野菜やトマトなどはおいしいと感じられないのです。

残念ながら現代の子供達は生まれた瞬間からあらゆる人工的に合成された味に慣らされてしまっているため、もはやその違いがわからないだろうと思います。考えてみると実にかわいそうな気がします。わからないと言うことは食物の取捨選択が出来ないため、体本来の要求する自然な食べ物を選べないからです。味覚は3才までに形成されるので、それまでに経験した食べ物が一番おいしいと感じるからです。

特に現代の野菜にはミネラルが不足しています。昔のように堆肥による肥えた土壌でなく、化学肥料で耕作されるため土壌が痩せていてミネラルが減少しているからです。でも、きちんと管理された無農薬、無添加、有機野菜か減農薬栽培であればまだ大丈夫です。最近は次第にそのような栽培に取り組む農家も増えてきましたので探してみることも必要です。

前置きが長くなりましたが、そのような現代であるからこそ、農薬に犯されていない有機野菜を選んで食し、同時にデトックス(毒消し、毒素の体外排出浄化作用)も行わなければなりません。古来よりインドのアーユルヴェーダや中国医学では体の毒消しが重要視され、解毒を目的とした治療法や健康法が普及しています。しかし、西洋医学ではこの点は全く無視されているのが現状です。おそらく、病院へ行っても病気を治すイコールやっつけるという概念が根底にあり、毒消し療法なんか「まゆつばもの」とされるだろうと思います。

具体的には、断食、腸内洗浄、活性酸素を除去する健康食品、ハーブやサプリメントの摂取。あるいはリンパマッサージやバスソルトを用いた入浴、スチームサウナや遠赤外線サウナなどによる発汗などいろいろあります。

要するに体内の有害物質を解毒・排出することで体の酸化を防止し、本来私たちの体に備わっている自然治癒力を高めることと、そのような有害物質の体に与える影響を軽減することが目的です。良く、断食によって長年苦しんでいたアトピーが治ったという話を聞きます。これはアトピーそのものが体内で異物を排除しようとする免疫細胞の力が大ききなり正常細胞まで攻撃するようになるのが一つの原因です。断食で体内毒素のデトックスが行われ、自然治癒力が回復するため治癒するものと考えても良いです。従って、また元の生活環境にどっぷり浸かる生活を再び続けると再発する可能性が高くなります。

次回は私たちの身の回りにある有害物質について触れたいと思います。






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